在宅医療クリニックの新しい展開

クリニックの成長と医師の集結

私たちの訪問診療クリニックは開業から9ヶ月が経過し、着実に成長を遂げています。2024年4月からは、2.4名の医師体制を整え、その中には独立開業を目指す30代半ばの医師が含まれています。彼は当初、私のYouTubeチャンネルを通じて訪問看護ステーションの開業を検討していましたが、訪問診療での独立開業の方が将来性があると判断しました。この決断には1年以上の時間と多くの打ち合わせが重ねられました。

2026年の独立開業に向けて

2026年4月には、このドクターが独立開業を果たし、約100名の患者様を引き継ぐ予定です。これは2年後の計画であり、詳細は今後の打ち合わせで決定されます。訪問診療の利用者単価が8万から10万円とされているため、彼の独立開業時には月商800万円から1000万円近くの売り上げが見込まれます。

目指す訪問診療の規模

独立を目指すドクターは、少なくとも常勤ドクター5名、患者様600名以上の規模を目標としています。職員数は診療アシスタントやMSを含めて20名程度を予定しています。

独立開業までの待遇

独立開業までの約2年間は、年収1800万円から2000万円の待遇が提供されます。

訪問診療開業にかかる資金

訪問診療の開業は一般的にコストが低いとされていますが、横浜市内や川崎、都内のような競争の激しい地域では、小資本や一人での開業は困難です。横浜市内での訪問診療開業には、約5000万円の資金が必要とされています。

独立開業支援の経験から

私は全国で約1000社の訪問看護ステーションの立ち上げ支援を行ってきました。十分な資金がない場合、事業撤退を余儀なくされるケースもあります。独立開業は簡単ではないことを理解していただきたいです。

独立開業を目指すドクターへのメリット

独立開業を目指すドクターには、5000万円の資金準備の必要がありません。共同経営による独立開業を提案しており、資本負担は50%ずつです。ドクターが負担する50%は、働きながら、または将来の利益から支払うことができます。

ケアマネ事務所の開業計画

2024年6月にはケアマネ事務所の開業も計画しており、事務所併設のメリットを提供できます。

参考URL:https://www.inquvex.co.jp/2024/02/21/6679/