2024年11月20日
皆さん、こんにちは。新横浜にある訪問診療です。今日はCPAPについてお話しします。CPAPは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの呼吸障害治療に使用される医療機器です。この装置は、睡眠中に気道が塞がれるのを防ぐために、鼻や口を通して気道に正の圧力を供給します。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する状態です。家族から「突然いびきをかく」「いびきが途中でとまる」と指摘されたり、日中に過度の眠気に襲われることで気づく方が多いです。原因としては「生活習慣」や「肥満」が挙げられます。
睡眠時の無呼吸が繰り返されると、日中の過度の眠気や集中力の低下など、生活の質が低下します。また、心臓病や脳卒中などのリスクを高めることも知られています。
CPAPは睡眠時に装着するマスクから一定の圧力で空気を送り込み、気道が閉塞するのを物理的に防ぎます。これにより無呼吸の発生を減少させ、睡眠の質を改善することができます。
参考URL:在宅診療で行うCPAP① 〜CPAPとは?〜